違うビリー

  • 2017.10.09 Monday
  • 23:06

赤坂ACTでのマイ楽は晴翔くん。

「ブンブブーン」放送前夜で晴翔くんは約一か月ぶり、吉田綱太郎パパとれん君マイケルはプレビュー以来。柚希さんと藤岡くんは久しぶり。

 最初はそうでもなかったけれど観客も含めて何かいつもと違う空気を感じた。例えばバレエのレッスンシーン、バレエガールズ達、あんなにキャーキャー声を上げていたっけ?それともあれは一部の観客の声援?

 剛太郎さんもプレビューのころからあんな力強い感じだったっけ?どすが効いた根岸季衣さんのおばあちゃんがおとなしく感じられるほどだった。益岡パパを見慣れたせいか正反対ともいえるキャラだったので若干違和感があった。もちろんどちらもありで好みの問題もあるだろう。

 柚希さんはせっかく慣れたのに、久しぶりゆえにまた「宝塚感」が気になった。彼女もまた歌穂さんとは全然違うウィルキンソン先生で強い感じ。藤岡くんの歌はドラマが感じられてよかったのだけど、それ以外の複数キャスト組が全体的に自己主張が強い、大味な感じで変な例えだけどいつもより緊張がないような。

 

 マイケルのれん君もプレビューの時からあんな感じだったか忘れてしまったけれど年も小柄なのも同じ唯颯くんと比べるまでもなく、しっかりしている優等生な感じ。歌もうまいしセリフもダンスも熟練した感じ。

 

 そして晴翔くん。

最初は相変わらず身体能力の高いダンス、バレエもラジオで一番難しいけれど好きと言っていただけにさらに上達した感じがして、1幕までは気になるところはあったけれど全般的にはよかった。

 ただ、気になったのは「電気」のシーン、ラストにポーズが個人的にすごく長く感じた。観客はあのシーンでは感動して興奮するのにさらにそれを煽るかのようにポーズを続けて自分がショーを、芝居の流れを止めてしまったみたいで、ちょっと引いてしまって私は彼がポーズをとり続けている間に拍手をやめた。その後の剛太郎パパの一言も主張だけに感じられて芝居がポツンと切れてしまった感じ。

 もともとオーディションのシーンのあの父子はコントみたいで個人的にはやり過ぎ、という印象があったけど晴翔くんのあの拍手を浴び続けたいビリーで完全に芝居への集中力が切れてしまった。

 観客全体もそう感じたのか、最初から違う目的の観客が多かったのか、その後のシーンもコメディみたいになってビリーとウィルキンソン先生の別れのシーンでは晴翔くんの芝居がコントと受け取られたのか、観客から笑いも起こった。

 いつもは涙腺崩壊状態の二幕がそれ以降は最後まで冷めてしまった。ラストシーンでは彼はビリー役には受かったけれど、たとえば「レミゼ」のガブローシュだったらオーディション落ちるよな、とか、この「ビリーエリオット」なら1回観れば十分だなって思ってしまった。

 

 それにしても晴翔くんを一か月前に観た時はこんな感じではなかった。

もちろん、アピール力はあると思ったけれどあの時以上に自分自身が目立ちたいという感じ、ある種の欲とか色気とかが出てしまったのかなって思う。

 50回公演のカテコで5人のビリーが揃い踏みの時の最後、晴翔くんだけ前に出過ぎて隣の咲哉くんに止められていた。あの時は立ち位置を単純に間違えたのかなって思ったけれどこういうシーンを目にするとあれも自分だけがより前に出たかったのかなって勘ぐったりもしてしまう。

 WOWOWでのパフォーマンスをはじめ、テレビ、ラジオ出演も彼だけがダントツに多くて、そういうことも助長させたのかな。そういえば「ブンブブーン」で彼を紹介するときに主役だと紹介したけれど正確には5人の一人、FMラジオでは何度もそう紹介していた。J系の番組は情報操作が多いけれど、見ていてちょっと不快だった。

花を贈った人リスト

 

 晴翔くん、梅芸で「SHOCK」を観劇したらしい。それも影響したのかな?光一さんを尊敬しているらしいからあんな風にフライングとかやりたいのかもしれない。ビリーでもフライングはある。でも「ビリーエリオット」と「SHOCK」は対極的でもある。光一さんが「SHOCK」で晴翔くんのように客の拍手を浴び続けても何ら問題はない。

 

 カテコで柚希さん登場では異常な盛り上がりがあったので、そういうファンの方がかなり駆けつけているのを知ったが、それも微妙に作用したのかな。同じ作品なのにキャストや組み合わせ、ちょっとしたことでこんなにも違った舞台になってしまうものだと今更ながら実感した。

 改めて長丁場の舞台でいつも新鮮な気持ちで演じ続ける難しさを感じた。剛くんが先日のテレビで歌う時に「何も考えていない」といったけど、そういうことが大切なのだろうな。

 でも、これだけ通った「ビリーエリオット」の最後がこんな気持ちになるなんてショック!最後は自分の好きなベストのキャスティングで観るべし、2015年の「エリザベート」でそう学んだはずだったのに。

 

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