新しい試み

  • 2017.10.29 Sunday
  • 22:25

いつものことだけど、バタバタしてなかなかブログをアップできないうちに時間だけが流れていった。

本当に遅ればせだけど、ラジオで芳雄くんが未だにその余韻を引きずっているのでまだ間に合うか?

 

芳雄くんの久しぶりの単独コンサートby myselfを観に国際フォーラムへ。

 誰が言い出したライブビューイングなのかも知らないけれど、それを含めて新しい試みに真っ直ぐに取り込んでしまうのが如何にも芳雄くんだな。

 今回は全国十数ヶ所でライブビューイングという新しい試みもあって、中には全然縁がないのじゃないのか?と思われる地域もあって正直のところどんな感じだったのだろう。

 しかも毎週土曜の夜にやっているTBSラジオの番組をそのままあの国際フォーラムに場所を移してやろうというのだから、全く予想のつかないスタイルのコンサート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ロビーには華やかなお花の数々。最近お馴染みのテレビ局に混じって、浦井くん、育三郎くんからも。前は二人で一緒に贈ってなかったっけ?前に不仲説もあったけど元々アイドルグループみたいに決まったユニットでもなく事務所も違うからバラバラなのも当然か。

 幕が開く前からトークが始まっていつものラジオブースを思わせるセット。しかも秋山ディレクターがステージの上にいて写真を撮りまくっていたのにはビックリ!しかも袖に引っ込んだあと袖からフラッシュをたいて撮っていたのはさすがに芳雄くんが歌い終わりに言っていたけど、ちょっと一般常識なくない?と思った。

 

 

 ブース風のセットとミュージシャンと同じステージに移動する大貫さんも忙しそう。ちょっと、というかかなり詰め込みすぎ。ゲストも二人だし、2時間半を予定していたのに実際は休憩込みとはいえ、3時間半近くなって最後は席を立つ人達の姿も目立った。みんな好きで途中退場するわけじゃないからもう少し時間調整を考えた方がいい。

 

 と、不満というか問題点はいくつかあったもののたのしかった。

 

 歌っている芳雄くんを見て改めて感じたのは、この人は伝えたいのだなってこと。上手いでしょう的に歌い上げる人は多いけど、それよりも気持ちを感じる。歌が上手いのは自他共に認めるところだけど上手いことよりも想いを伝えたい!その為歌に技術は必要、ということは以前ラジオで語っていたけれど正にそれを実行しているのだな。

芸大では浮いていたとよくいうけれどそれが良かったのかも。オペラを本職とする声楽家の方って普通の歌が歌えない、とよく聞くけれど芳雄くんにはそれがない。

 あと、本当に素直な人でそういう育ち方をしてきたのだなとも。

それにミュージカルの曲とは別に合唱曲など歌っているのも好き。透明感のある声で癒されるし、聴いていて心地良い。

 

 一部のゲストは坂元健児さんとはお約束の「心配ないさー♪」。相変わらずの楽しいおしゃべり。これ1曲?のわけがなく、2部で素敵な圧巻の歌唱。「ミス・サイゴン」を前に観た時は坂元さんじゃなかったかな?

 それに二部では万里生くんとのデュエットは既におなじみの2曲。すっかりStarSよりも大学の先輩後輩の絆の方が定着してきた感じ。「レミゼ」はラジオで聴いた時はうっとりしたけどさすがにヴィジュアルとして観るとすごいモノがあるね。でも最初から私の後ろの席の女の子達が声をたてて笑い続けられたのが耳障りだった。きっと最近多いJ系流れのファンだろうな。あんまり聴く事に興味がない、ちょっと迷惑。帽子をとって坊主頭を披露したコゼットとそてを見ても平然と恋に堕ちる芳雄マリウスはさすがだった。それに女性エポニーヌが加わった光景はある意味、有り得るような… 例えばラカージュとか。エポで加わりたかっ坂元さんが本物のアルジョルラスで続いたときは拍手喝采。エポで加わったら壮絶すぎる。

 このパフォーマンスを観てたらふとその昔、大阪ドームだったかで、剛くんが森山直太郎さんのモノマネでさくらならぬカツラを歌った時を思い出した。内容はメチャメチャ笑えるけどモノマネも歌も本当に素晴らしく、エンターテインメントだよね。
 

 

 アンコの最後で歌った明日への階段を聴きながらいやっぱりこの人ルドルフ、プリンスだわって再認識。もっと若いミュージカル俳優は五万といるけどプリンス感はないし、リードヴォーカルでしっかり歌えないよね。

 

 WOWOWでの番組もそうだけどいろいろなことに取り組んでいく、その姿は舞台に対しても何に対しても変わらないな。

 

慌ただしい中で

  • 2017.10.17 Tuesday
  • 22:47

観劇に追いまくられて時間とお金と体力の限界を痛感する今日この頃。こんな状態がずいぶん続いている気がする。そろそろ本気で精査していかなければこちらの身が持たない。

 

そんな目まぐるしい観劇ラッシュの間にもいろいろなことがあった。

遅ればせながら赤坂駅

 

先月はじめ、友人Oさんから「レミゼ」の観劇感想が来た。やっぱり東京と地方の時差を感じる。

(そういえば彼女「レミゼ」観るから幻になってしまった平安神宮ライブは1回しか見ないと言っていたっけ。)

 

 まず「SHOCK」にも出演していた小南さんべた褒め評に驚いた。もちろん小南さんは悪くなかった。でも彼女が観た歴代コゼットで唯一納得できたとかマリウスが一目惚れするのも納得とか。それって帝劇では生田絵梨花ちゃんがよく言われてなかったっけ?

 ここまで絶賛されると以前彼女が宮澤エマちゃんを気に入っていたのも「SHOCK」に出たから?って感じてしまってちょっと残念。

 

 そしてそれ以上に気になったのは、バルジャン評で、吉原さんがジャベールだと他のバルジャンたちが力強い大男に見えないという感想。私は原作を読んでいないのでバルジャンイコール大男という固定観念がなく、初演の鹿賀さん滝田さんのイメージがあるのでそんなこと考えたこともなかった。

 

 それで思い当たったのが、「モーツァルト!」。世間一般ではモーツァルトは小柄でそんなに「イケメン」ではないというイメージ。Oさんの有り余る知識が作品のキャラを縛って見ているとしたら、到底芳雄くんのヴォルフガングは正反対に映るのも納得。それなら育三郎くんの方がまだ近いというのもなるほど、と思う。

 

 舞台に限らないけれど、原作とか歴史上の人物とか自分の中で予備知識があるとその作品とどこまでリンクさせるかは難しい問題。私は「ギャッツビー」で懲りたのでなるべく原作で予習しないことにした。あくまでその作品を独立したものとして観るようにした方がいい。

 

 

 そんな中での「小喜利の私」復活。 剛くんも西の舞台に立って元気そうで良かった。懐かしいピロティホール!劇場周辺も盛り上がっているみたいで行きたかった。

 これから先、年内は他人から望まれる自分でいなければいけないのか。おそらく年末には歌番組の類が目白押し、ということか。今年は年末年始の東京ドームはないらしいからまた「紅白」とか出るのかもしれない。

 

 ・・・なんて書いていたら年末年始のドームコンサートのお知らせメールが届いた!!

 

 正直なところ、複雑な心境。剛くん、本当に大丈夫なの?どうしてもKinKiの仕事だと無理をさせられるというイメージが拭えない。自分自身も久しぶりの単独カウコンには惹かれる。でも我が家は喪中だし、あんまりおめでたい場所へ行くのも、年の初めに家を空けることに抵抗を感じるトシに、状況になった。どうせ年末年始のコンサートなら東京でやってほしかった。

 

 それはともかく、ソロでの音楽活動はいつになるのだろうか。確かずいぶん前に書いたと思うけど私は剛くんにとってKinKiはホームではなくアウェイだと思っている。私自身はもう自称kinKiファンだと思っていない。Kinkiファンと称する人たちが「ftrが一番」というのは光一さんにとって都合のいい剛くんという印象がある。だからもうKinKiファンは「卒業」した。

早く剛くんが自分らしくいられる空間の仕事が増えてくることを祈るのみ。

 

 そういえばこの間にSMAP解散、事務所を退所した3人が本格的に始動したみたいで、そんなによく見てはいないけれど、慎吾くんなど表情もここ数年で一番晴れやか。

 本当にあの騒動、キムタクさんの土壇場での寝返りによる異常な5人のコメント以降辛い時期を耐えてきたのだと思う。それから解放されてSNSにもどんどんアップして自分たちが自分たちとして息ができる空間を手に入れたのだろう。

 あそこまでの騒動がなくてもあの事務所は締め付けが厳しいから退所した3人の今後の活躍にはJのタレントたちも刺激されるかもしれない。彼らのファンだってあのまま事務所で彼らが飼い殺し状態にさせられるのを見るよりも今の方がよかったと思っているかもしれない。もちろん、いつか5人全員がそんな風に自分らしくいられる状態で再会することを待っているでしょうけれど。

 

違うビリー

  • 2017.10.09 Monday
  • 23:06

赤坂ACTでのマイ楽は晴翔くん。

「ブンブブーン」放送前夜で晴翔くんは約一か月ぶり、吉田綱太郎パパとれん君マイケルはプレビュー以来。柚希さんと藤岡くんは久しぶり。

 最初はそうでもなかったけれど観客も含めて何かいつもと違う空気を感じた。例えばバレエのレッスンシーン、バレエガールズ達、あんなにキャーキャー声を上げていたっけ?それともあれは一部の観客の声援?

 剛太郎さんもプレビューのころからあんな力強い感じだったっけ?どすが効いた根岸季衣さんのおばあちゃんがおとなしく感じられるほどだった。益岡パパを見慣れたせいか正反対ともいえるキャラだったので若干違和感があった。もちろんどちらもありで好みの問題もあるだろう。

 柚希さんはせっかく慣れたのに、久しぶりゆえにまた「宝塚感」が気になった。彼女もまた歌穂さんとは全然違うウィルキンソン先生で強い感じ。藤岡くんの歌はドラマが感じられてよかったのだけど、それ以外の複数キャスト組が全体的に自己主張が強い、大味な感じで変な例えだけどいつもより緊張がないような。

 

 マイケルのれん君もプレビューの時からあんな感じだったか忘れてしまったけれど年も小柄なのも同じ唯颯くんと比べるまでもなく、しっかりしている優等生な感じ。歌もうまいしセリフもダンスも熟練した感じ。

 

 そして晴翔くん。

最初は相変わらず身体能力の高いダンス、バレエもラジオで一番難しいけれど好きと言っていただけにさらに上達した感じがして、1幕までは気になるところはあったけれど全般的にはよかった。

 ただ、気になったのは「電気」のシーン、ラストにポーズが個人的にすごく長く感じた。観客はあのシーンでは感動して興奮するのにさらにそれを煽るかのようにポーズを続けて自分がショーを、芝居の流れを止めてしまったみたいで、ちょっと引いてしまって私は彼がポーズをとり続けている間に拍手をやめた。その後の剛太郎パパの一言も主張だけに感じられて芝居がポツンと切れてしまった感じ。

 もともとオーディションのシーンのあの父子はコントみたいで個人的にはやり過ぎ、という印象があったけど晴翔くんのあの拍手を浴び続けたいビリーで完全に芝居への集中力が切れてしまった。

 観客全体もそう感じたのか、最初から違う目的の観客が多かったのか、その後のシーンもコメディみたいになってビリーとウィルキンソン先生の別れのシーンでは晴翔くんの芝居がコントと受け取られたのか、観客から笑いも起こった。

 いつもは涙腺崩壊状態の二幕がそれ以降は最後まで冷めてしまった。ラストシーンでは彼はビリー役には受かったけれど、たとえば「レミゼ」のガブローシュだったらオーディション落ちるよな、とか、この「ビリーエリオット」なら1回観れば十分だなって思ってしまった。

 

 それにしても晴翔くんを一か月前に観た時はこんな感じではなかった。

もちろん、アピール力はあると思ったけれどあの時以上に自分自身が目立ちたいという感じ、ある種の欲とか色気とかが出てしまったのかなって思う。

 50回公演のカテコで5人のビリーが揃い踏みの時の最後、晴翔くんだけ前に出過ぎて隣の咲哉くんに止められていた。あの時は立ち位置を単純に間違えたのかなって思ったけれどこういうシーンを目にするとあれも自分だけがより前に出たかったのかなって勘ぐったりもしてしまう。

 WOWOWでのパフォーマンスをはじめ、テレビ、ラジオ出演も彼だけがダントツに多くて、そういうことも助長させたのかな。そういえば「ブンブブーン」で彼を紹介するときに主役だと紹介したけれど正確には5人の一人、FMラジオでは何度もそう紹介していた。J系の番組は情報操作が多いけれど、見ていてちょっと不快だった。

花を贈った人リスト

 

 晴翔くん、梅芸で「SHOCK」を観劇したらしい。それも影響したのかな?光一さんを尊敬しているらしいからあんな風にフライングとかやりたいのかもしれない。ビリーでもフライングはある。でも「ビリーエリオット」と「SHOCK」は対極的でもある。光一さんが「SHOCK」で晴翔くんのように客の拍手を浴び続けても何ら問題はない。

 

 カテコで柚希さん登場では異常な盛り上がりがあったので、そういうファンの方がかなり駆けつけているのを知ったが、それも微妙に作用したのかな。同じ作品なのにキャストや組み合わせ、ちょっとしたことでこんなにも違った舞台になってしまうものだと今更ながら実感した。

 改めて長丁場の舞台でいつも新鮮な気持ちで演じ続ける難しさを感じた。剛くんが先日のテレビで歌う時に「何も考えていない」といったけど、そういうことが大切なのだろうな。

 でも、これだけ通った「ビリーエリオット」の最後がこんな気持ちになるなんてショック!最後は自分の好きなベストのキャスティングで観るべし、2015年の「エリザベート」でそう学んだはずだったのに。

 

早くもビリーロス?

  • 2017.10.08 Sunday
  • 21:50

10月に入って久しぶりに観劇のない1週間、週末を迎えた。

何しろ「ビリーエリオット」は9月に3回観た。

劇場ロビーにはカウントダウンボードもあるし、出演者のSNSにも誰もがこれが最後のコメントが連なって淋しい限り。

 

まずはお気に入りの唯颯マイケルと未来和樹くんとのコンビを二週連続で観た。

 

 和樹ビリーは最年長だし、年の割には小柄とはいえ五人の中では、長身だけどそれを感じさせない。オーディションの面接の時の表情とか本当に少年で彼自身は年よりも精神的にはしっかりしている感じがするけど、それは演技なのかもしれないし、備わっているのかもしれない。

 圧倒的な歌唱力、  といっても「すごく上手いです」というのではなく声に説得力があって言葉が心に沁みてくる。

私の隣のお姉さま?は一幕エンディングで照明がついたときは号泣していた。

 あと、私が観た3人のビリーの中で和樹くんだけが違うところ、デビーからの大胆な申し出を最初はうんざりした感じで拒んだ。和樹ビリーにとっては彼女はずっと恋愛対象ではなかったのね。(他の二人はちょっと考えた挙句に辞退していた。)

 もう一つ。ドリームのシーン、和樹ビリーはオールダービリーと会話しているかのように笑顔で踊る。踊ることが楽しくて仕方がないって感じ。

 

 映像版を望む声が多いみたいだけど、もし、実現するならどのビリー?とかどのマイケル?とかいろいろ問題もあるだろうけれど和樹ビリーの歌はやっぱり永久保存版にしてほしい。

 

 それに唯颯マイケル!!ビリーもいいけどマイケルももっと取り上げて!!

「EXPRESS〜」のカチューシャも可愛いけど、あのエンディングまでのエンターティナーぶり。初めて観た時から衝撃だったよ。二幕でのビリーとのやり取り、いろいろな意味であれは胸キュンです。そして最後のシーン、ビリーを見送る表情。背景の暗さ。幕が下りきる寸前で自転車を動かす。もう泣ける。

 

 カウントダウンボードは列ができるし、カメラの性能が悪いのでなかなかうまく撮れなかった。

 

 

 この二人も本当は大阪まで行って観たい!!でもその時期はすでに小喜利と「ダディ〜」がある。

再演とか映像化してほしい、と毎回アンケートに書いている。

 

 そして自分のカウントダウンは2回に。

 

 今回がお初だったのが古賀瑠くんのマイケル。

唯颯くんと比べると年も上だし、大きくて大人なマイケル。ルックスも女の子みたいに可愛いし、歌い方なども今の秋元さんのところの集団とは違う、かつてのピンで活躍していた女性アイドルたちを彷彿とさせる「EXPRESS〜」。

航世ビリーと身長が変わらないからルージュを押し付けられて航世くんの仰け反り方が半端なくて体柔らかーい!さすが。

 そういえば瑠くんと5人目のビリー、山城力くんは「レミゼ」のガブローシュ、というか「銀魂」で子高杉を演じた大西統眞くんはかつて共演していたことがあるらしい。

 

 そして二度目の加藤航世くんのビリーはそのままでビリーっていう感じがする。

本物の?バレエ小僧ということもあってどうしてもすべてのポジションに目がいってしまう。観劇した日のちょっと前に久しぶりにバレエのレッスンを受けたこともあってか。
 でも航世くんは意外?にも歌が強い。それにタップも上手い。タップのことは良く分からないけれどバレエのフラッペに共通するのかな?もっともいろいろな関節をコントロールするバレエをやっているからどんな動きにも対応しやすいのかもしれない。
 何と言っても「電気」のシーンの航世くんには圧倒された。

一幕では側宙降りも見せるけれど「電気」ではきれいな側転を入れたパフォーマンス。あれだけ踊ってからの歌も力強く、さらにそこからのラストのピルエットの連続の見事さ!軸がぶれない。あれだけのピルエットやったら大人のバレエの公演でも拍手貰えるよ。拍手の余韻を残しての、その後の益岡パパの一言もジーンときてあのシーンは泣けるし、拍手が止まらない。

この父子の組み合わせが最初に泣けたせいか気に入っている。荷造りするシーンから旅立ちの時、自分が最後だと思ったせいか肩車をした時、ライトに顔が照らされた時、益岡パパが泣いているのではないかと勝手に思い込んでしまった。

 

 やっぱりこれ、作品としてすごく好き。毎回泣き所が違うし、ビリーの数だけストーリーがある。

本当に今のビリーやマイケル達があんまり大きくなり過ぎないうちに再演してほしい!

 

 

 

謎の変奏曲

  • 2017.10.01 Sunday
  • 22:34

  本当に9月は観たい、リピしたい舞台が続いてお金も時間も調整が難しかった。

 

  芳雄くんの二人芝居「謎の変奏曲」も迷いながらもトークショーのつく貸切公演のみ一回でしか前売りの時点ではチケを用意はしていなかった。そうそう芳雄くんにお金と時間を費やしてはいられない。そう思っていたし、優先順位はミュージカルの方が上だった。

 

  世田谷パブリックシアターは実は今回が初めて。私にとってはそんなに交通の便はよくない。

 

 

橋爪さんとの二人舞台、今回は原作本を読むという予習はしていない。そもそも本が簡単に手に入るのかも知らない。

 

 正直に言うと序盤は、もちろん面白いのだけど、難しい言葉や表現も出てくるいかにも演劇的な流れで一回で満足しようという感じだった。

 でも1幕の後半から急展開で2幕でのスリリングな展開と流れの速さに惹きつけられストーリーを追い掛けるのに精一杯で終わってしまった。ストプレにありがちな結末をわかった上で深く掘り下げたいという誘惑に勝てずこのリピ三昧の中、千秋楽にリピ。 一回目は一階席の端、二回目は二階席の反対側と角度を変えて。

 

ネタバレ注意なのでどこまで書いていいのかわからないけれど、フランスの戯曲らしいけど、一日の時間の流れとか二人の会話の中での時間の流れとかが交錯して、演出の森さんが一部カットしたとか言われたけれど、複雑に絡まって二人の立場が二転三転して、ラストは私のにとっては意外な結末だった。

 

 一回目の貸切公演。アフタートークで中井美穂さんがフォローしきれないような橋爪さんのコメントを芳雄くんが軌道修正しているのが面白かった。

 ストプレの時の芳雄くんてミュージカルの時より若く見えるというのは私の個人的な印象。劇場が小さくなってメークが自然に近くなるせいもあるかもしれないけれど、演劇界の大御所たちとの共演もあり、彼自身が言っていたようにホームのミュージカルよりも低姿勢、緊張感が彼を若く見せるのかもしれない。昔の、私が勝手に「芳雄ちゃん」と呼んでいた頃みたい。あの頃も帝劇のセンターにはいたけど隣には市村さんとか祐一郎さんとかがいて先輩たちを従えての若き座長だった。

 

 この作品、以前にも上演されたことがあるらしく、前回の芳雄くんの役は沢田研二さんが演じられたらしい。沢田さんが舞台もやってらしたことは意外。でも同じ脚本で同じ役でもきっと芳雄くんとは全然違うラルセンだったのだろうな。ミュージカルに限らず複数キャスト、再演では全然違う演出、作品になっていたのだろう。観客によっても空気が違ってくるし、舞台って本当にいきもの。

 

 直接ストーリーとは関係ない、ピアノとか写真とか素朴な疑問もあるし、他にも気になっている疑問はあるけれど全部終わったらどこかで芳雄くんが説明してくれるかもしれない。「アルカディア」とか「パッション」の時みたいに。

 

 あと細かいことだけどこの劇場の案内のお姉さんたちはものすごく行き届いている。開園後の場内への誘導もどこの劇場よりも腰が低く、案内されるお客さんがいなかったら気づかないくらい。休憩時間のトイレも連絡を取り合って空いているところに客を誘導したりして二幕に間に合うように調整したり。

 逆に観客でびっくりしたのは終演後、出入り口で立ち止まってあいさつを交わしているおばさま達のグループがいたのにびっくり。最初千秋楽だし、何か配りものでもしていて渋滞が発生しているのかと思うほど流れを塞いでいた彼女たち。何年もの間芳雄くんのファンはマナーがいいと実感しているので彼のファンではない演劇ファンなのか、ここ最近テレビ等でファンになった新米演劇ファンなのか、わからないけど一般常識がないのに呆れた。

 

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