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日記・一般 プロモのテレビ出演他のメディアの露出も一通り終わったのかな。雑誌やラジオも含めてカバーされたアーチストとの交流もあって、みなさんが本当に好意を持って受け止めてくれたと実感している。
あんまり一般の反応もわからないけど、個人的には「オールナイトニッポン」拓郎さんの言葉が心に響いた。録音したわけではないので正確ではないけど、私が思っていたことと重なる気がした。
オリジナルのファンにとってはそれがベストなわけだから、それと違うものはマイナスとして受け止める。それは極めて自然なことだ。私だって剛くんの存在を意識した時からマイケルとの相違点を感じながらも実際のところカバーされたら自分がどう反応するかわからない。以前剛くんが「When a man loves a woman」やモーリス・ホワイトだったかをkinkiコンで歌っていた時にもしマイケルのを歌われたらどうしようかと内心動揺していた。このままずっと歌わないでいて欲しい、と願っている。
カバーで大事なことは、自分というフィルターを通して、いかにオリジナルのコピーではない、全く違ったものを世に放つことなのかもしれない。それをどう受け止めるかは受けて次第。全く違ったものとして新鮮に受け止められるか、その存在を許せないか。あるいはモノマネとして切り捨てるか、マネしているからとリスペクトしていると許せるか。
その一方で、カバーする方もなんでも自分に近づければいいわけではなくて、そこにはオリジナルを作った人たちへのリスペクトが必要。その意味で剛くんは選曲から一番大事なものを持って挑んでいたのだなって改めて思う。
逆に「Zip!」ではダイスケさんから「オリジナルカラー」をカバーされるという逆の立場になってオリジナルのアーチストのみなさんの気持ちも感じられたのではないかと思う。
zippei兄弟の悲惨な最期が哀しくてあれから「Zip!」を見ることはなかったけど、あの頃聴いていたダイスケさんのギターと歌の原点が剛くんとは思わなかった。ファンとしても剛くんがカバーされ、そこからデビューするアーチスト(アイドルではなく!)を生む側になって、ここまで来たのだなっていう想いも味わったのが心に残った。