自分が慌ただしい間に次々と剛くんのニュースが飛び込んで嬉しい悲鳴。
「紅縁会」は東京の夜の部に二日間参加した。
二日間ともアリーナでしかも初日は思ったよりもさらに前で視界が良好。目が合ってる?という良く在る勘違いを何度も体感。二日目はもう少し後ろの10番台の列だったが、照明の当たり方や、角度により違った一面が見れた気がしてしっかり双眼鏡を持参してガン見していた。
最初にアルバム予約イベントとしてトークショーと聞いた時は最近アイドルの間で流行りの握手会に毛の生えたものを想像していた。だからどれか1回当たればいいという気持ちで行けそうな東京の夜の部を全部申し込んだ。それが3回とも当選した時は正直どうしようかと思い、招待メールが届いてもとりあえず初日行ってみて場合によっては当日キャンセルしてもいいや、くらいの気持ちだった。
でも、それは全く違っていた。
映画「平安結祈」もそうだったけど、今回も見れば見るほどもっと話を聞きたくなるのだ。
トークショーという「軽い」感じのものではなく、正に紅縁会、そしてしっかりした講演会だった。正面にスクリーンが設置されその横に小さなテーブルと椅子だけがあるステージ。仄かな照明。至ってシンプルな空間の中で彼は震災のこと、このSHAMANIPPONのこと、メディアのこと・・・を語った。
私はメモを取っていたわけではないので詳細を書くことはできない。誤解を呼んでしまうのも怖いのであやふやな記憶の中で自分が受け取った感想だと理解して読んで頂きたいと思う。
戻ることが未来という掲げたテーマについて語った時に「過去に置いてきたキィを取りに行ってまた未来へ進む」といったニュアンスのことが心に残った。
昨年のあの津波のあとになって地層や立て札等で大昔に起こった被害を先人たちは残してくれていたことが話題になった。剛くんの語っていることは私たち個人の人生においても人間の歴史の置いても大事なキィである。
新曲のリリックについても語ってくれた。ある曲はまるで自分のことを歌っているような気もするとか。また自分がかつて死にたいと思っていた時の痛みについて、あの時の痛みを忘れたくない。そうすれば現在傷ついている人の痛みをわかってあげられるから、というようなことも。かつて彼について「痛み」を歌っていると確かこのブログでも書いたな、と思い出した。
・・・まだ、書き続けたいけれど時間がないので今はここまで。