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ミュージカル 話は前後するが、当初「zorro」は観る気がなかった。
自分の置かれている状況を考えるととてもそんな余裕はなかった。それがあちこちの記事を目にしてちょっと興味がわいた。でも、料金設定をみて驚いた。
通常、S、A、B席と別れていて日生劇場のA,B席は帝劇のそれより1000円安いことが多い。それが今回はB席がない。
なぜ、今回はこの料金設定なのかと考えた時に、いつものよからぬ推測が浮かんだ。つまりジャニーズなら儲かると味をしめた東宝が、坂本くんを抜擢したのはその背後にあるジャニーズの集客力を計算したからではないか?という疑問だ。少なくとも最終選考に数人残って甲乙つけがた買った場合はそれがモノをいった可能性はある。折から、私がそんなことを思いついた頃は「レミゼ」にあの加藤清史郎くん、年末の「ヴァンパイア」に元モー娘の出演という話題が相次いだ。
なにはともあれ、好きな「モーツァルト!」でさえ、4000円で観ている身としては未知の作品にそれ以上の額をかけるのには抵抗がある。だから友人にも声をかけなかったし、実際観る気はなかった。それでも行けたのはラッキーにも定価よりも安く譲って下さる方と巡り合ったからだ。
実際に足を運んで坂本くんのゾロは適役だと思い、彼が間違いなく自分の手で勝ち取った役だと実感した。同時に2階客席に思ったよりも空席が目立ったことが意外だった。たまたまかもしれないが、平日はもっと客足が遠のくのではないかと推測する。
私と同じようにB席がないため行くのをためらったミュージカルファンも多いのではないかと思う。最近はミュージカルだらけだからファンも選んでいかなければお財布がもたない。そこで未知の作品に主演がジャニーズというのは、この世界ではマイナスでしかなかったのかもしれないと思った。坂本くんはこれまでにも外部での舞台に出演しているが、まだ一般ミュージカルファンの中では全国区には至ってない。それにジャニーズのタレント、アイドルが出るということはそのファンが客席を陣取るということ。私が現在に至るまでkinkiコンで惧れているように周りに歌も満足に聴かないで喋っていたり、キャーキャー騒ぐアイドルファンがいたら、という不安も客足を遠ざけてしまったのかもしれない。
剛くんもそうだったけど、それなりの実力があって外部で勝負しようとするタレントにとってジャニーズという肩書は、時には足枷になってしまうのだなって改めて感じてしまった。
明日が日生劇場での千秋楽となる坂本zorro、ラストスパートで頑張れ!
一部では再演の話もあると聞いたが、まだ正式決定ではないのか発表には至ってない。でも、どんどん続けて坂本くんには正式な市民権を得て欲しい。きっとそれには他の作品に主演でなくても出演して顔を売ることも大事だと思う。
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