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堂本剛 今日は早朝から出かけたので昨夜はかなりきつかったが、 「ココロ見」を見た。
どんな番組になるのかすごく興味があった。
奈良の、吉野の神秘的な空気の中、たまごに座っての対談は自然体でアーチストとご住職、というよりある種の苦行を重ねて現在の自分に辿りついた二人の人間同士の本音の対談で見ごたえがあった。
もちろん、剛くんの話はこれまでに何度か聞いてきたことだ。
でも、奈良のせいか、話す剛くんの表情のすがすがしさ、美しさが際立った。それと言葉だけじゃもどかしいような手の動き。自分の心を正直に表現したいと、あの手、指が雄弁に語っていた。代々木のライブでもMCで「もし、自分の中の少年らしさを残すならファンの人たちを愛していくことをずっと守り続けて行く気本を失いたくない」といった内容のことを話された時、やはりあんな風に指を動かしていた。
合間のバス停での二人の会話も剛くん独特のまったり感、すごく癒された。
ぜひぜひ、毎週とは言わないけれど月一くらいでいいから剛くんにいろいろなジャンルの方と対談してもらいたい。以前、「24CHANNEL」でアトリエの回で話していたこともすごく素敵なことで専門の方が感心していたくらいだった。「しんどい」で女性文化人とデートの回でも作品作りなど小説から写真までアーチスティックだった。
剛くんってインタビュアーじゃないけれど、相手の本音とか、思わぬ意見を引き出すことが多い。たぶん自分のことを話すから相手も垣根を取って答えてくれるのだと思う。「堂本兄弟」でも最初は2人が別にゲストと対談した。その時ふとしたことからゲストの小室さんが「マイケルも口三味線や手拍子でアレンジャーに伝えていたエピソードを明かした。(もちろん私はそのことは知っていたけど)ジョニー・デップが自分の作品を見ない理由も質問しないのに引き出した。
現在 NHKでは「トップランナー」や「プロフェッショナル」とかあるけれどみんないかにも質問してゲストが答える形式。会話としての面白みには若干欠ける。
剛くんが出演してのレギュラー化が実現してほしいな、とつくづく思う。
今週の土曜の午前中に再放送があるようなので見逃した方はぜひ見てもらいたいと思う。