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- 2022.01.03 Monday
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昨年のKinKiコン以来の武道館。だけど客層は全く違う。中高年男性が「チケット譲ってください」ボードを掲げて立っていたり、外人さんもやっぱり多い。通りすがりに「How much?」とダフ屋に声を掛ける外人さんも。私もヨーロッパではよく現地調達してたなナンテ思い出しながら進んでいたら後方でダフ屋さんが英語で対応していたのでビックリ!観光立国ニッポンはこんなところでも進んでいたのか。同時に思った。JFCがチケット転売対策に本気で取り組んでいるような事例があったけれどあれってあくまでヤフ〇クみたいにネット上でのやり取りの話でしょう?だとしたらもっと巧妙にヤミに隠れたり、ダフ屋行為でさらに高額でのやり取りが多くなっていくような気がする。根本的な解決策ではないよな・・・。 そんなことを考えながら武道館の中へ入る。
と、今回はなぜか前座付きという珍しいスタイル。トイレに並んでからギリギリで場内に入ったら珍しく?定刻始まりで既に暗く、自分の席を探し出すのも一苦労。しかも私がたどり着いた席には既に誰かが座っていた!
係員にチケットを見せて場所を確認して先客者に声をかけてもらったけれどその人、自分のチケを探すのに二曲分くらいかかって、一瞬チケなしで入ってきたの?って勘ぐってしまった。どうやら武道館あるあるの列と番号は同じで方角を間違えたみたいで係員がその人を案内していった。前座の時でよかった。
前座は2組で最初の人は一瞬STINGがもう出てる!と思ったけれどそれもそのはず、彼の息子さんだった。声もよく似ている。もう一組はアメリカ、テキサスだっけ?のグループ。最近は洋楽を聴くこともほとんどないので彼らが売れているのか新人なのかもよくわからないけど、こういうライブスタイル久し振りで、キライじゃない。
セッティングの間に休憩が入るのも珍しい。(というか欧米では当たり前なんだけど)STINGは前にオーケストラと一緒にやった時も休憩はあったな。彼ももうトシだから前座を入れて時間も短いのかなナンテ勝手に推測していた。
でもいざ始まるとポリス時代の曲からのスタートに場内のボルテージは一気に上がった。日頃は会社の管理職かって感じのオジサン、アラカン(還暦)世代の方が若い人よりもノリとエネルギーがすごい!みんなあの頃に戻っちゃった感じ。前座のメンバーもバックについた。
そんなにMCで喋るタイプじゃないし、それでも日本語をところどころに混ぜて、若い頃のまさに刺すような鋭さから温厚な穏やかな感じになった。
それにしても、STINGはいくつになってもやっぱりかっこいい!
ポリス時代の曲、ソロになってからのヒット曲。私もご無沙汰している間の曲もあって全部知っているわけじゃないけれど彼らしい曲だなって音楽に身を委ねた。照明だけで演出するシンプルなステージングで、それがまた彼の曲を引き立たせた。無駄なものはいらない。「SONG」で剛くんが言っていたよね。自分自身がどれだけできるか的なこと。(ニュアンス微妙に違う・・・)そして観客にも自分を解放して欲しいって。正にそれが武道館にはあった。黄色い声とは程遠いけど、英語なのにkinkiコンよりも歌声も大きく歓声もアンコの拍手も大きかった。私自身も2階スタンドで一人で来ているのに黄色くはないけど、何度も雄たけびを挙げていた。
やっぱりこういうライブいいな。
本音を言えば始まる前は今回が最後かな、ナンテ思っていた。でもライブが始まったらそんなことはまったく感じなくて、楽しかった。またこんな時間欲しいな。
STINGよりちょっと下の世代が、Michaelを初めてとしてWhitney、Prince、そしてまさかのジョージ・マイケルまで余りにも早く逝ってしまって寂しい限りだけど、STINGは彼らの分ももっともっと来日公演やって欲しい!と改めて感じた。