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- 2022.01.03 Monday
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剛くんのライブの合間に、久しぶりに洋楽ライブを聴きに東京ドームへ。
セリーヌ・ディオン。
開演6時というので慌てて遅れ気味にドームへ着いたが、席について気付いた。オープニングアクトがいたのね。
最近の洋楽は海外と同じようにオープニングアクトを連れてくるのね。勉強不足だったから食料品も調達していなかった。
モノマネ風に主に80~90年代のディーバたちのヒット曲を歌っていた。途中から見たけど知っている曲、アーチストのモノマネだから当時を思い出して懐かしい。マライア・キャリーのモノマネには笑ってしまいながらも秋に来るから見たくなってしまったり、昔のマイケル仲間が彼女のファンで積極的に曲をダビングしてくれたりビデオを貸してくれたことを思い出したり。
私にとっては邦楽(今でこそJポップだけど当時は邦楽と言っていた)よりもこちらの曲が懐メロなのだなって再認識。予想通りの最後、ホイットニー・ヒューストンの「ボディガード」では彼女の最期のステージ、さいたまアリーナや全盛期の東京ドームでのライブ(そういえば安室ちゃんが観に来ていたな)を思い出したりして涙が溢れた。
彼女のコンサートを観るのは初めてだけど彼女の生歌を聴くのはン10年ぶり。
ラスベガスで行われたジャクソンファミリー・ショーに、ほとんどの出演者はモータウン関係とかエリザベス・テーラーといった「所縁(ゆかり)」の人たちだったのに、なぜか彼女は出演していた。
当時は「美女と野獣」と、たしかもう1曲ディズニーだかのデュエットもヒットしていたけど、同行していたマイケル仲間の女子大生が「知らない人だけどきれいで歌がすごくうまい」といっていたくらい当時の日本では有名ではなかった。その時聴いた曲(たしか「Power of Love」)が今回のオープニング曲。私にとっては20年くらいの時が一気に蘇った感じ。
セリーヌ自身ブランクの時があり、私が洋楽から離れた時期もあり、そんなに曲を知っているわけでもなかったけれど、数回あった衣装替えのたびごとに聞き覚えのある曲をパワフルに歌い上げた。
衣装替えの間にはミュージシャンたちの演奏と映像(CGかな?)と照明で2階スタンドから見ると宝石箱のように輝いた。マイケルの「ビリー・ジーン」らしきフレーズ、それに「Dont' stop till you get enough」も。セリーヌ自身が「パープルレイン」を歌ったのには驚いたけどカバーでもしていたのかな。
セリーヌ自身もそれなりに年を取っているはずなのに、スレンダーなモデルのようなスタイルでダンスも軽やかで何よりも声が本当に素晴らしく東京ドームを圧倒した。時間は決して長くないのに満足度は高かった。
アンコールでは「タイタニック」を歌ったけれど、ちょっと驚いたのはかなり多くの人がスマホで撮影し始めたこと。最近の洋楽コンサートはどこも撮影OKなのか。昔の荷物チェックが厳しい中カセットテープで録音を試みては失敗していた身には信じられない光景。
歌を生で堪能すればいいのにそれまで静かに聴いていた中高年世代までスマホを取り出したのは意外だった。カメラがあったからそのうちテレビでやるのではないかと思うのにそこまでして動画を撮影したいのか?
もう一つ、残念だったのは会場スタッフ。遅れ気味に入ったのにチケットのもぎりのお兄ちゃんからしてだらけた感じで思わず「とろ(い)」と呟いてしまったくらい。
会場案内のお姉さんもチケットをじっくり見てから案内してくれたけど遠回りの上、列の反対端(近くから)入った方が周りの客の迷惑にもならなかった。
さらにオープニングアクトの後の休憩に腹ごしらえをしようとバーガーを注文したらお金を受け取った後、もそもそして何かと思ったらそれが品切れと言い出し、結局お釣り分の返却をちゃんとしてもらったか記憶があいまいで何か腑に落ちない気分で会場を後にした。
イベントのスタッフはそのイベンターが召集するのかな、洋楽ライブも少ないから仕事のできるスタッフを集めることもそれなりに研修することもできないのか、昔は東京ドームは洋楽ライブを見るための場所だったのに、現在は・・・。なんてことも考えた終演後。