贅沢なコンサート

  • 2016.06.08 Wednesday
  • 22:35
月曜日の余韻にまだ包まれて心がうまく文字に表せられない。   

告知された時から楽しみにしていたコンサート、 「SOUND OF SHIMAKEN」はその期待を遥かに上回るコンサートだった。
芳雄くんとアッキー(中川晃教さん)の顔合わせに心が踊った。他にもゲストはいるし、そんなに期待を膨らませたわけでもなかった。
Wキャストであってステージに一緒に立ったことのない二人が初めて同じステージに立つ。それだけでも十分、何を歌っても嬉しいと思っていた。

東京芸術劇場のコンサートホールはかつてパイプオルガンのランチタイムコンサートや『第九』を聴きに来たけれど改修後は初めてなので新鮮な感じ。
たくさんの有名歌手や音楽番組からの花が飾られていて見ているだけで島さんの音楽の幅広さ、キャリアの長さを感じた。客層は年配の、否、同世代の女性が多く見受けられた。やっぱりほとんどが芳雄くん目当てなのかな?

今回は初めての1階席、しかも端とはいえかなり前。なのに私ったらこのホールならもう少し遠くて正面の方が音がいいかも、なんて開演前に我が儘なことを考えていたけどいざ音が響いたらそんなことは全然なかった。
それどころか端で横顔や後ろ姿が多かったけど芳雄くんが「最後のダンス」の時、近くに来てくれて大興奮! こんな近くでトートを観れるのわたしの人生で最初で最後じゃないか!?

コンレポは既にあちこちで正確に詳細がアップされているので私などがここで書く必要も無いだろう。ただランダムに感じたことを・・・。

恥ずかしながら島さんの音楽は特に知っていたわけでもなく、島田歌穂さんが奥様だということもつい最近知ったくらい。
でもジャズとオーケストラの融合は素晴らしく普段このようなコンサートに足を運ぶことのない身としては貴重な時間を頂けたときっかけを作ってくれた芳雄くんに感謝。 ヴァイオリンの川井さんの演奏スタイルは刺激的だったし、ピアソラという人がいた事を知った。昨年の「僕らのミューコン」で言っていたピアソラ風って人名からだったのか、と。

 ←見づらいけどサザンの桑田さんからのお花。


  他にもたくさんの方からのお花。



休憩を挟んだあたりからいつ芳雄くんが出るのか気になって、最後は加藤登紀子さんだと想像できたのでアッキーとどちらが先か後半はドキドキ!で、アッキーが先に紹介されて、これで少し落ち着いた。

島さんとアッキーは現在「ジャージーボーイズ」で一緒だし最近のアルバムで関わりがあるみたいなのでとても親しそう。
考えてみたら生アッキーを観るのは最後のヴォルフ以来かも・・・。

曲はもちろん?「君の瞳に恋してる」英語版だったけど、ノリノリで聴きながらもサビに入ったら急に剛くんの高音が頭で響いてしまった。
CDデビュー前のKinKiはよくこの曲を歌っていたのを聴いている。また今の剛くんでこの歌を聴いてみたい!アッキーと目が合っているのではないかと思うくらい何度も近くで歌ってくれたのに、私ったらこんなこと考えてしまった。

考えてみたらこれまで剛くんに演じて欲しいことを芳雄くんがやっているとずっと長いこと思っていたけど、実はアッキーがやっていたのではないかと思うこの頃。

場内が一気にヒートアップしたところでアッキーは一曲で退場にそんな短いの?

そしていよいよ芳雄くんの登場。NY帰りの疲れも見せずに、なんて爽やかな。そして見栄えのするその姿にうっとりしてしまう。
芳雄くんと島さんといえば私は昨年の「パッション」が思い浮かぶくらいなので「葉っぱのフレディ」がきっかけというお話は新鮮。
そして歌は「最後のダンス」。島さんがスタンバイする間に「エリザベート」を知らない方のために曲の説明をするあたりもさすが。
イントロが流れると目を閉じ、歌い始めると同時に開いたその瞳はトート閣下!


それにしてもこのホール、このオーケストラ!芳雄くんの歌はこういう音響がよければよいほど響いて活きてくる。帝劇では聴けないよね。こういうホールでオーケストラをバックにもっとコンサートして欲しいなとか、たまには学んだクラシックなども歌って欲しいなとか夢が膨らむ。扮装しているわけでもトートダンサー従えているわけでもないけど迫力満点。2階3階席の観客をも魅了したのではないだろうか。

歌い終わるとまたクールでトークに長けた芳雄くんに戻る落差もたまらない。ここでアッキーが再登場して・・・ここからはレポが出回っているので、私は半ば夢心地でトークの内容も断片的に順不同になっている。「僕たちダブルキャストだったから同じステージに立ったことがない」とまではよくあることだけど「このままだと本当に仲が悪いと思われる」って平気で公言しちゃうところ好き。
ただただ、2人で見つめ合っての「僕こそミュージック」。私の席からは芳雄くんの表情は見えなかったけど心なしかアッキーの目も潤んでいたように見えたのは私の錯覚?そして久しぶりに聴くアッキーのそれは相変わらず?ちょっとねちっこい、対する芳雄くんのはやっぱりピュアで広がっていく、そこが私が芳雄ヴォルフが好きな所。
ふと、思った。あの頃アッキーが受けた理由の一つに彼が当時のミュージカル俳優の中ではアウトロー的な所、歌い方がジーンズ姿の若きヴォルフガングが家族やパトロンとの対立、反体制的なイメージにぴったりだと受け入れられたのかなと最近思っていたけど、(何しろ共演の大御所二人は王道の劇団四季出身)この夜二人のデュエットを聴いている時に、さらにもう一人のヴォルフ芳雄くんとの違いがより彼のそんなイメージをより強調させたのかなって。たとえばアッキーと剛くんのダブルキャストだったらそこまでインパクトは与えられなかったのじゃないかな。あの当時、アッキーにはプラスに働いた分芳雄くんにはマイナスになってしまったのかなってなんとなく思った。私にとってはあのピュアさこそが何よりもあの作品に惚れ込んでいる理由なんだけど・・・。
そんな私の邪念とは裏腹に、そこに流れている二人の時間は、役に打ち込んだ二人の密度の濃さ、厳しさがあったからこその「戦友」としての二人だけしかわからない、共有できない想いがあるのだなってそれだけは確かに感じられた。歌穂さんを加えての「愛していればわかり合える」も歌穂さんを通り越してお互いに見つめ合っているように感じられた。


島さんは「M!」の音楽監督であったわけでもなく、彼の誕生日を祝うのにふさわしい曲でもないのに、誕生日を祝うのは私たちの筈なのに、こうしてここに二人を巡り合わせてくれた。島さんの人柄があってこそ、このデュエットは彼からの私達観客へのプレゼントで申し訳ない気すらする。でも誰が仕掛けたのだろう?

サプライズゲストのJUJUさんのジャズ。最後の加藤登紀子さんも貫禄十分で「100万本のバラ」、「愛の賛歌」。(今年大竹しのぶさんの「ピアフ」を観ていたのでボクサーとのエピソードはあの場面が浮かんだ)素晴らしかったのだけどやはり私にとってはこの二人の時間が全てだった。 最後に6人のゲストが11本のバラの花束を渡し、改めてお祝いのメッセージ。芳雄くんは「音楽が島さんそのもの」といったようなことを言われたと思う。みなさん、素晴らしいメッセージを送られていた。
企画した?オーケストラのコンサートマスターの方(名前忘れてしまった)も感無量だったみたい。

 そして最後にアンコールで島さんとオーケストラが「星に願いを」を奏でている間、ステージサイドの広い壁に星が瞬いている時、私はその星に「どうかもう一度芳雄ヴォルフガングを観ることができますように」と願いをかけた。



 

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