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  • 2022.01.03 Monday

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    素敵な時空間

    • 2022.01.03 Monday
    • 15:30

    明けましておめでとうございます。 今年こそマスクを外して人と会える年になりますように。

     

     東京ドームに来るのは何年振りかわからないくらいの時間を過ごしてきたのを実感。しかも私の場合デジチケになってからは同行者分を確保したのは初めてだからなんとなく落ち着かない元日。

     カウコンをテレビで見てステージの様子は予習した。ムービングステージは予想通りないみたい。私の席は1階スタンドだったけど座席にクッションになっていたりトイレの配置が変わったりして通い慣れた筈のドームも新鮮。それにモニュメントもグッズ売り場の行列もないこともいつもと違う、そんな状況でのコンサートだと実感。

     

     シンプルなステージでピアノだけでの歌唱。ある意味贅沢で暖かく優しい時空間。

    20年以上も彼らのライブを観てきているけれど毎回新しい彼らを魅せてくれることに驚きと感動がある。急に決まったという時間的に余裕がなく、しかも観客が騒いではいけないという状況下でありながらもそれが少しも不利な条件とは感じられないステージ。ジャニーズ、というより普通のアーチストでもないステージ。本当に贅沢な時空間だった。

     

     それにしても剛くんの歌声は素晴らしかった。日頃声量満点のミュージカル俳優の歌を聴きなれた耳には新鮮でもあり、彼らには出せない(?)歌声を聴かせてくれる。張った声は力強く真っ直ぐに心に刺さってくるけど心に染み入るような囁くような歌声、両方が1曲の中に揺らめいて…その曲の世界観がメロディに乗って広がる。

     

     動揺アレンジに乗せたバージョンも楽しくしかも歌は完璧!どんなこともパフォーマンスとして成立させてしまう、アンテナというか素質なのかな。

     

     ずっとピアノだけだったこともあってラストのオーケストラの登場も豪華だった。

    アンコールもなくいつもよりも細かな規制退場。いつもはコーヒー飲みながらイルミネーションを見てライブの余韻を冷ましてから帰宅するけれどこの夜は真っ直ぐ帰宅。

     

     今年は彼らに会える機会がもっともっと実現したらいいな。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    マイ・フェア・レディ

    • 2021.12.18 Saturday
    • 22:44

     帝劇よりは近いからミュージカル初の姉を誘って地方公演で「マイフェアレディ」を観劇。

    よくお勧めのミュージカルとして「レミゼ」を挙げる人が多いが私はそう思ったことはない。若いか、年寄りでも元気な人はともかく姉のように若いころは宝塚を観てきたが久しく観劇から遠ざかっている人には映画を見ているしストーリーも曲も肩が凝らない作品の方が相応しい。キャストはヒギンズが寺脇康文というのが第一条件、そしてマチネ。今回はこの条件が当てはまったのでそれ以外は目をつぶった。

     

     かねてからミュージカルにはある意味二つのタイプがあるという持論を持っている。一つはとにかく歌とかダンスとかできないと話にならないタイプの作品。(もっともひどくてもやっている場合もあるけれど…)例えば「ジーザスクライストスーパースター」。

    そして後者は演者の力によって大きく変わるタイプの作品。「マイフェアレディ」のようなスタンダードな作品はこのタイプが多い。

     イライザはなんといっても映画のオードリー・ヘプバーンのイメージが強いから誰が演じても物足りなさはあると思う。でも、ヒロインの神田沙也加にはやっぱりがっかりした。「1789」以来で小娘感はあるのだけどやっぱり歌が弱い、それに競馬場での迫力も物足りない。ヒロインのオーラも3階席には届かなかった。個人的には高畑充希ちゃんのシングルキャストがベストだと思っている。

     それに今回は寺脇ヒギンズも過去1.5回に比べると魅力が薄れちゃった気がしたのは劇場の大きさのせいか、あるいはオケのせいか。

    芝居、ミュージカルだけを意識した会場ではないから舞台よりも前に陣取ったオーケストラの音の方が大きくて言葉が聴き取れなかった。過去のプレイハウス、オーブでは感じなかったからやはりこれが地方公演の難しさなのかもしれない。スタッフも音量調整が帝劇とは違うから難しいのかもしれない。

     「運が良ければ」の陽気なナンバーも1ヶ月公演では客席の拍手が鳴り響く中だけどここでは一階席の一部から小さく聴こえるだけで私の周りでは誰もやっていなかった。これも地方公演アルアルなのかもしれない。

     

     フレディ役の方はお初、だと思うけれど、私の今までのフレディのイメージとは全く違う感じでこれも戸惑った。もうちょっと初々しい青年というイメージがあったのだけど。

     

     とはいえ、こういう作品はこれからもしっかり力を入れて上演し続けてほしいと思う。

     

     

    マドモアゼル・モーツァルト

    • 2021.11.24 Wednesday
    • 22:37

     Brillia Hallは昨年の「ダディ〜」以来二度目。最近SNSで見かけた劇場ワースト3に入っていたこの劇場、今回初めて3階席に座って納得。手摺が高くて舞台が見づらい。前にも感じていた規制退場の時間がかかるのもその大きな理由。それとこの劇場、看板等の掲示がないのが寂しい。だから今回のブログに画像はありません。

     

     明日海りおさんの舞台を観るのは宝塚時代の「ポーの一族」に続いて今回が二度目。テレビの劇場中継では「ベルばら」他数作品観た。少女時代のエリザとして登場したその瞬間から「これなら文句なし!」と思ってしまった。というのも私の中では明日海さんは「エリザベート」花ちゃんの後継者として第一人者なのだ。そもそもここ数年の宝塚娘役からエスカレーター式に東宝でのエリザベートというシステムにうんざりしている。かつての春野エリザや芳雄くんと「私踊るとき」を歌った時の瀬奈さんのように男役だった人、それだけのスケールの人に演じてもらいたいと思っている。ただ、少女時代に関してはどうしても男役出身者には無理がある、キャストを代えてもいいんじゃないとか思っていたけれど明日海さんを観た瞬間、彼女なら全然違和感なく演じられる!と思ってしまったわけだ。

     

      それはともかく、モーツァルトといえば映画「アマデウス」から始まって芳雄ヴォルフガングがまだ心に残るミュージカル「M!」、他にも彼にまつわる作品はいろいろあって登場人物のキャラがまったく違うから最初は戸惑う。これって舞台だけではなく、大河ドラマとかでも同じ人物が1年でまったく違う描かれ方、タイプの違う役者さんが演じられて最初は違和感しかないってよくあること。でも今回はすごく登場人物が少なくてシンプルで焦点が絞られたのでわかりやすかった。

     

     モーツァルトが女だったって荒唐無稽っぽいけど確かにあの時代才能があっても女性は音楽家になれなかったから、(それで姉のナンネールは断念したらしいし…)発送としてはあっても不思議じゃないかもしれない。

     この作品を観るのは今回が初めてだったから音楽座の公演のことはわからないけれど音楽も演出もだいぶ違っているのかなって思う。小林香さん演出だし全体的にファンタジーのベールでくるんだ舞台だったな。その中で明日海モーツァルトは時に少年のようにずっと音楽を追い続けていたように、その才能が突き動かすようにも感じられた。

     

     最近は予習をほとんどしないで客席に着くので最初はサリエリが平方元基くんだとわからなかった。今まで私が観てきたイメージとは違った大人の男だな。

     今回は初めましての方が多かった舞台ということもあってか新鮮な感じもした。

    最近観ていない「M!」(DVD)を久しぶりに観たくなった。

    再演されたらまた観たいなと思う。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    オリバー!

    • 2021.11.11 Thursday
    • 23:03

     コロナ禍の夏でいろいろな想いが交錯した。昨年は公演自体が中止になっての払い戻しがほとんどだったが、この夏はその選択が観客に委ねられた。楽しんだ者と涙を吞んだ者。後者だった私にとっては同じ払い戻しでも全く意味合いが違う。

     

     このブログを開くこともなく、もうやめようかな…と思っていた。

    それでも払い戻し金が一段落ついて(戻ってこないものもあった)少しずつ劇場へ足を向け始めた現在また再開しようかなと思い始めて書く。

     

      シアターオーブの「オリバー!」。これは最初から観るつもりでいた作品。私の記憶が正しければかつて劇団四季で上演されていて首都圏公演を観劇した。懐かしさと再確認したいような気持ち。

     ただ、「ナイン」もそうだったけれどかつて観た作品とは演出などかなり変わって全く別の作品を観たような気分になる。この作品は私自身がミュージカルというものに興味を持ち始めた頃、つまり初心者時代に観た作品だから同じものでも印象は違うのだろうな。

      今回はキャストよりも休日のマチネで安い席のある回、で探した。

     

    オープニングの孤児院シーンで子供たちを観ていると本当に今はミュージカルを目指す子供たちがたくさんいるのだなって再認識する。かつて、将来ミュージカル俳優を目指すと言って失笑を買った井上芳雄少年の時代とは大違いだ。

    その中で見つけた私が一年前に観た「ビリーエリオット」中村海琉くん。ギャング団のチャーリーとして登場したときは背が伸びたな、声が…。本当に少年が成長する早さ、その中でその役を演じられるのはほんの一瞬なんだなって実感したりもした。

    もう一人の「元ビリー」川口調くんはさすがでエンターテイナーぶりを発揮していた。

    オリバー役の少年の澄み切ったボーイソプラノが美しく清らかでむかし四季で観た時はもっとオリバーの比重が多かった気がしたけれど今回はひたすらピュアな存在で彼を取り巻く大人たちがより描かれていた感じがした。

     

     めぐさんを観るのは久しぶりな気がしたけれどこの役を通して「ジキハイ」を思い出した。エネルギッシュな部分と強い愛を歌う姿、こういうキャラ似合うよな。

     

     芳雄くんと同じ事務所を辞めた時もうミュージカルを卒業するのかな、と思ったKENTAROさんの姿がここにあったのも嬉しい。

     

     

     

     

     

    市村さんとダブルキャストというのもすごいけど武田真治君とは思えないこの扮装。 もしかしたら「グレコメ」のお父さんの演技が評価されてのキャスティング? この役って「ミスサイゴン」のエンジニアと似ている気もする。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     私の中で若いころの彼はドラマでは「イケメン」というチャラい言葉が似合わない美形のイメージが残っている。

     それがいつの間にかバラエティー番組でお見掛けするようになり「堂本兄弟」ではすっかりいじられキャラになって年下の二人に遊ばれているのが自然になってしまったここ数年。

     

     考えてみれば武田真治くんの舞台は意識していなかったけれどかなり観てきた。トートがあるとはいえ、まさしくセンターなのは今回が初めて。

     下手なわけじゃないけれどどうしてもミュージカル俳優の中だと歌が弱い、という印象もある。でも今回は歌い上げるというわけでもなく、(それはめぐさんに任せて?)芝居として音楽に乗っているようで、市村さんがどうしたかわからないけれど、特に二幕の長いソロシーンはすごく引き込まれた。

     

     

     

     

     オリバー役の少年ではなくフェイギンがセンターなのも納得のカーテンコールだった。

     

     余談だけどカテコにも登場したワンちゃんが可愛かった!

     

     


     

     

     

    ランチコンサート

    • 2021.07.22 Thursday
    • 23:13

     当初は1月のライブハウスの予定だった。ジャズだしミュージシャンの中にエンドリファミリーのルイスさんがいたこともあって申し込んだ。それが緊急事態宣言のせい?で延期、そして明治記念館でのランチコンサートに変更。お値段も一気に上がって求職中の身としてはちょっと迷ったけれど結局追加料金を払って行くことにした。

     

     

     安奈さんもMCで触れられたけれど次の緊急事態宣言にギリギリで可能となったコンサート。

    明治記念館も初めてでちょっと不安になりながらも会場へ。

      入り口を入るとこのような案内が何か所かありそれに導かれるようにして階段を上がり受付に辿り着く。

     

      食事とコンサートは部屋が違っていて、FC会員と主催者に受付が分かれていて食べる部屋も別だった。FC側がどうなっているのかはわからないけれど主催者ゾーンもテーブルが10卓以上、5,6人がテーブルを囲んだからけっこうは人が来たのだなって驚いた。

     テーブルもアクリル板で仕切られていて私のテーブルは全員一人で参加した人みたいだったから終始無言。以前参加したディナーショーでは初対面でも話が弾んだけれどこんなご時世だから黙食。知らない人とテーブルを囲んでフルコースを頂くというのもなかなかシュールだなって思いながら無言で完食。

     

     周りのテーブルを観察するとカップルで参加されている中高年も多く主催者ルームとはいえお仲間さん同士でそれなりに盛り上がっているテーブルもある。

     ふと、その昔劇場内でお仲間さん達が挨拶を交わしているのを見て私もあんなことをしてみたいと思ったことを思い出した。あれからマイケルやキンキ関係でそれなりにファンの方々とも触れ合って一時は会場であちこち挨拶を交わすという念願が実現したこともあったけれど現在は一匹狼に戻りつつある。年齢とか状況とかもあるから自分ができる範囲で参加するのがかえっていいのかもしれない。

     最初に注がれたノンアルのシャンパンがフルーティで美味しかった。

     せっかくのフルコースなので紹介します。 まずはオードヴル。スモークトラウトのロール、野菜のクーリー。

     

     

    スープはゴボウの冷製スープ。ここでパンもサーブされました。

     

    ニンニク、タイムを効かせたカサゴの白ワイン蒸し ブイヤベース仕立て

     

    お肉は牛フィレの煮込み ハンガリー風 クミン薫るソース ジャガイモの揚げニョッキと一緒に

     

     こういうコース料理を食べるのも本当に久しぶりで一人だけど堪能した。

     

     

     

     そしてデザート。オレンジ風味のシーブストとパイナップルのシャーベット それにコーヒー

     ライブステージのある部屋へ移動。

     ランチも加わってお値段も上がった中でこれだけの観客が集まることをどう評価するか。

    個人的にはすごいことだと思っている。宝塚からミュージカルの主演を連続していた頃と違って大病をされ再発もして現在はブームと言われるミュージカルの舞台に立つこともない。そんな中でファンをキープ、開拓できるのは素晴らしいし、ご本人にそれだけの実力と魅力があるからだ。

     残念ながらバンドメンバーが登場した中にルイスさんの姿はなかった。延期された時点では出演予定だったはずなのだけど。

    代わり、というわけではないけれどゲストとして新城まゆみさんが登場。「ベルばら」のジェローデル大佐だ。その寸劇をやるとかいう話もあったそうだけどかなりあがられていたようでそんな余裕はなかった。私にとってはたぶんカメさんは宝塚以来だからすごく懐かしかった。

     シャンソンもいいけどジャズを歌う安奈さんも素敵だ。宝塚時代に「Night & Day」他もっともっと聴きたい感じ。

    MCの中で日帰りで神戸のステージに行かれたエピソードを聞くと私もまだまだ年だなんて言っていられないなと思う。

    それに二週続けて安奈さんのステージを観るなんてこれまでもなかったことじゃないか?いろいろなことを乗り越えて現在もこうして安奈さんが活動できることが本当に嬉しい。

     

     

    そのむかし、コンサートで安奈さんの歌を聴いた時に宝塚とサヨナラしてもいいと思えたけれど今回も彼女の歌を聞いていたら最近の学芸会のようなミュージカルとサヨナラする時が来たのかなと思ったりもした。

     

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